中電シーティーアイ、間接業務の生産性と業務品質の向上を目指し、電力業界初となるクラウド型経費精算・管理システム「Concur Expense」等を採用、短期導入を予定
~エネルギー業界への展開を視野~
株式会社中電シーティーアイ(本社:愛知県名古屋市/代表取締役社長:内藤 雄順 以下、中電シーティーアイ)は、株式会社コンカー(本社:東京都中央区/代表取締役社長:三村 真宗 以下、コンカー)の提供するクラウド型経費精算・管理システム「Concur Expense(コンカー・エクスペンス)」および経費監査チェックサービス「Concur Audit Service(コンカー・オーディットサービス)」を、管理間接業務の生産性と業務品質の向上を目的に、電力業界初で採用を決定。約5カ月という短期間で導入し、2019年4月に運用を開始する予定です。
中部電力グループでは、昨今の電力業界を取り巻く環境変化に対応するため、積極的な業務変革が行われています。中電シーティーアイは、中部電力グループ唯一のIT会社として、その「電力業界の変化に必要な業務変革」へスピードある対応をするため、自社で業務変革を適用し、その経験を活かして、グループ全体への展開を行う戦略を実施しています。
その一環として、管理間接業務の生産性と業務品質の向上を目的に、世界44,000社、5,610万人に利用されている出張・経費管理クラウドのデファクトスタンダード「SAP Concur」のクラウド型経費精算・管理システム「Concur Expense」および経費監査チェックサービス「Concur Audit Service」を採用しました。エネルギー業界への展開を視野に入れ、まずは中電シーティーアイの従業員1,100名に対して約5カ月という短期間で導入し、2019年4月に運用を開始する予定です。
Concur Expenseの利用により、モバイルを使って従業員が外出先から経費精算申請・承認ができるほか、交通系ICカードの乗車履歴の読み取りや法人カードの経費データ自動連携など、経費精算業務の効率化により従業員の生産性向上と働き方改革を実現します。また、経費データ収集や経費・労務規程チェックの自動化により、経理・労務部門の管理工数と経費削減が見込まれます。更に、人によるチェックが必要となる詳細な規程確認等の監査業務をコンカー専属の担当者が請け負う「Concur Audit Service」を利用することで、経費承認者・経理部門の負担を軽減すると同時に、ガバナンスの更なる強化を目指します。将来的にはConcur Expenseで電子帳簿保存法活用による領収書電子化を進め、ペーパーレスによる更なる業務効率化、コスト削減を見込みます。
中電シーティーアイでは、5カ月という短期間で導入する際に得た、ビジネスコンサルノウハウを活かし、これまでの中部電力グループ内のITパートナー企業から、ビジネスパートナー企業への発展を目指します。
また、今後のエネルギー業界への展開を踏まえ、業務変革をさらに推進するため、中電シーティーアイとコンカーはパートナー契約締結を志向し、その準備中であることについてもお知らせいたします。