プレスリリース
コンカー・テクノロジーズ、日本法人を設立 - 株式会社サンブリッジとの合弁で世界第二位のクラウドコンピューティングサービス企業が日本上陸
コンカー・テクノロジーズ、日本法人を設立 - 株式会社サンブリッジとの合弁で世界第二位のクラウドコンピューティングサービス企業が日本上陸
2011年1月19日(東京、および、ワシントン州レッドモンド発) – 出張経費の総合的管理ソリューションのリーディングプロバイダーであるコンカー社(Concur、Nasdaq: CNQR)は、本日、東京都内に合弁企業を新しく設立するための最終契約を締結したと発表しました。新会社の名称は株式会社コンカー(英文表記:Concur (Japan) Ltd.)で、代表取締役CEOにはITビジネスで多くの経験を持つ藤井茂が就任します。日本やアジア全域の企業間でクラウドコンピューティングとモバイルソリューションが急速に浸透してきており、コンカーはそれらの需要に応え、企業の経費管理をサポートします。
株式会社コンカーは米国コンカー社を筆頭株主とし、セールスフォース・ドットコムの日本での合弁会社に携わった株式会社サンブリッジ、およびマーク・ベニオフ(Marc Benioff)を少数株主とする合弁会社として設立します。設立手続きは2011年2月中の完了を見込んでいます。
コンカー社の会長兼CEOであるスティーブ・シン(Steve Singh)は次のように述べています。
「日本でのクラウドコンピューティングの普及は、真に魅力ある価値を提案するSaaSプロバイダーにとって成長の原動力となっています。日本では、コスト削減、拡張性と柔軟性の強化、および社員の利便性改善のため、ウェブとモバイルソリューションを導入する企業が増えています。コンカー社の総合的な出張経費管理ソリューションは、規模の大小を問わず、出張経費管理と視認性の改善を求める企業の重要なニーズに応えます。日本のエンタープライズソフトウェアに関する藤井茂の知見や、世界第2位の経済大国である日本において企業の成長を支援してきたサンブリッジ社とマーク・ベニオフ氏の実績は、当社の日本での成長を有利なものにしてくれるでしょう。」
なお、藤井は過去25年間、IT分野でさまざまな要職を歴任し、コンカー・ジャパン代表就任前は、日本の独立系ソフトウェアパッケージ販売ならびにサポート企業である株式会社アシストで戦略立案を担当していました。
サンブリッジ社の創立者兼CEOであるアレン・マイナー(Allen Miner)は次のように述べています。
「コンカー社の強みであるオンデマンドとモバイル分野でのイノベーションや、ローカル市場に合わせたソリューション提供への取り組みは、企業の運営経費削減を可能にします。これらのソリューションは、日本市場において極めて有利なポジションを獲得することができるでしょう。われわれはクラウドコンピューティング分野でのサービスプロバイダーとして日本での成功実績を多く持っています。コンカー社が同様に日本で成功を収めることを確信しています。」
コンカー社(Concur®社)について
NASDAQ上場企業。SaaSプロバダーとしては世界第二位の規模。コンカー社はクラウドベースの従業員経費管理ソリューションのリーデゖング プロバダーです。使いやすいウェブベースおよびモバルソ リューションは、顧客企業やその社員による経費の可視化、規定樹種の改善、入力の省力化を可能にします。コンカー社の詳細についてはwww.concur.co.jpをご覧ください。
サンブリッジ社(SunBridge Corporation)について
サンブリッジ社は国際的なベンチャー キャピタルおよび専門サービス企業です。サンブリッジ社は日本と米国両方のIT企業のグローバル化を支援し、トップクラスの国際的エンタープラズ ソフトウェア製品に価値を付加し再販、また、幅広いシステム開発およびコンサルティング サービスを提供しています。サンブリッジ社およびその経営陣は日本オラクル株式会社、セールスフォース・ドットコム株式会社とアイティメディア株式会社を成功裏に共同設立し、また65社を超えるポートフォリオ企業に対し1億ドル超の投資を行いました。その結果、8社の株式公開に成功しました。サンブリッジ社は東京、大阪およびシリコンバレーにインキュベーションセンターを構えています。サンブリッジ社の詳細については www.sunbridge.com(和文)、www.sunbridgepartners.com(英文)をご覧ください。