プレスリリース
金融機関で初めてクラウド型 出張・経費管理業務BPOサービス「Concur+BPO」と連携 総合金融サービスとして提供開始
~地域に根差す総合金融グループとしてFinTechを活用した新規サービスを拡充~
株式会社西日本フィナンシャルホールディングス(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:谷川 浩道、以下「西日本FH)は金融機関として初めて、株式会社NTTデータ スマートソーシング(本社:東京都江東区、代表取締役社長:和田 泰之、以下「NTTデータ スマートソーシング」)と株式会社コンカー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三村 真宗、以下「コンカー」)が提供する「クラウド型 出張・経費管理業務BPOサービス」(以下「Concur+BPO」)を、FinTechを活用した総合金融サービスの一環として2017年1月20日より提供を開始します。
西日本FHグループでは、株式会社西日本シティ銀行が本サービスの利用を通じて企業の皆さまの出張・経費管理業務の改善を含めた経営コンサルティングを行い、経営課題の解決に貢献するとともに、九州カード株式会社が本サービス利用企業の皆さまにコーポレートカードの提案を行い、キャッシュレス化による利便性向上を図ります。
NTTデータグループとコンカーは、西日本FHとの連携による九州エリアでのサービス提供を通じて、地方企業における各サービスへのニーズの収集とそれを通じたサービス拡充を目指し、全国規模でのビジネス拡大に向けた取り組みを進めていきます。
【背景】
昨今、法人経営において透明性とガバナンス強化が重要な経営課題となるなか、西日本FHは出張・経費管理の領域においてより一層の可視化と合理化が求められていることに着目し、FinTechを活用した新規ビジネスの一環として、「Concur+BPO」を企業の皆さまに対して提供することとしました。
企業が本サービスを利用することで、企業の事業活動が反映される出張・経費データを確実に可視化できることから、金融・経営のプロフェッショナルとして、精度の高い経営分析・コンサルティングの提供が可能となります。
一方、NTTデータグループとコンカーは、社員の日常業務に一定の負荷を与える経費精算業務の省力化を実現すべく、「Concur+BPO」を通じて、企業の間接費削減改革を目指したサービスを提供してきました。地方企業の抱える出張・経費管理業務に対する課題を把握し、さらなるサービス向上を図り、全国規模でのビジネス拡大を目指すため、九州地方において強固な顧客基盤を持つ西日本FHと連携することとなりました。
【サービス提供スキーム】
図1:九州エリア連携スキーム
図2:サービスの全体イメージ
【今後について】
各社共同で営業活動、およびマーケティング活動を展開し、九州地方の大手企業を中心に今後3年間で100社(初年度20社)の受注を目指します。