プレスリリース
コンカー、従業員の出張リスク管理を一元管理する新サービス「Risk Messaging」を日本市場で提供開始
出張・経費管理クラウドのリーダー Concur Technologies, Inc.の日本法人である株式会社コンカー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三村真宗、以下 コンカー)は、グローバルなリスク情報を企業の管理部門が把握し、主に海外へ渡航する従業員の所在管理や、迅速な情報共有で、現地従業員の安全確保のための対応を支援する「Risk Messaging(リスクメッセージング)」を日本市場で提供開始します。
日系企業の海外展開が進む中、所属する従業員が先進国に加え、発展途上国へ渡航するケースが増えています。同時に現地における自然災害や感染症、大事故、テロや紛争などに巻き込まれるリスクも増加。企業の管理部門においては、海外へ渡航する従業員の所在管理や迅速なコミュニケーション、特に渡航先のリスク情報のいち早い入手と従業員との共有が求められています。
Risk Messaging は RISKLINE社(本社:コペンハーゲン、デンマーク)が提供する全世界の網羅的なリスク情報や各国のリスクレベル情報を取り込むとともに、Concur Travel やGDS(Global Distribution System: コンピュータを利用した航空券・ホテルなどの予約・発券システム)と連携し、従業員の出張旅程情報の管理レベルを高度化します。当該従業員に対する適切なタイミングでのリスク情報の提供や、出張旅程や滞在場所のチェックイン情報に基づき、本社部門から地図上から所在確認ができ、海外渡航従業員に対する避難指示、退避勧告などの速やかなコミュニケーションを実現します。Risk Messaging は北米・欧州市場を中心に、すでに数多くのグローバル企業に利用されています。
コンカーの代表取締役社長である三村真宗は、以下のように述べています。
「日本企業がグローバルで事業展開を進める中、海外出張する従業員の安全管理の重要性が高まっています。従業員が渡航先で事件や事故、災害に遭遇した場合、現地のリスク情報の収集や従業員の所在や安否の確認、迅速な避難指示といったリスクマネジメントが必要不可欠と言えます。Risk Messagingは、これらのプロセスの一元的管理をサポートするとともに、海外旅行保険だけではカバーできない、『プロアクティブな対策』を実現します。」
株式会コンカーについて
企業向け業務SaaSベンダーとしては世界第2位の規模である米国 Concur Technologies の日本法人です。2011年2月、資本金4億円で設立されました。コンカーは出張・経費管理の分野でグローバル スタンダードである『Concur Expense』『Concur Travel』『Concur Invoice』をはじめとする従業員のバックオフィス業務を支えるサービス群を提供します。コンカーの詳細については www.concur.co.jp をご覧ください。
Concur について
SAPグループ企業の Concur は、全世界で約3,000万人のユーザー数、および Fortune500 の61%の企業が利用する世界トップシェアの出張管理クラウドサービスを提供しております。各地域におけるT&E(出張・経費管理)に関するリーディングカンパニーとの提携を重要な戦略と位置づけ、ビジネスを拡大しています。コンカーは出張・経費管理におけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。モバイルでも利用可能なクラウドソリューションはコスト管理と従業員のムダな時間消費を削減します。Concur® Travel & Expenseを通じた継続的なイノベーションと、エコシステムを活用したアプリケーション、コンテンツの拡充、そして、外部情報を組み合わせた包括的な出張・経費データの活用により、お客様の出張・経費管理の価値最大化に貢献します。これはコンカーが掲げる企業ビジョン “The Perfect Trip™”の戦略に基づくものです。また、The Concur Perfect Trip Fundは最先端で革新的な出張に関するテクノロジーを持つ企業に投資を行います。2013年10月に行われた初めての年次開発向けカンファレンスにて、優秀賞として10万ドルを付与しています。詳細は www.concur.com またはコンカーブログをご覧ください。