プレスリリース
コンカー、生成AIによる出張・経費管理に関する機能の強化を発表
(本リリースは、3月19日にSAP本社から発表された発表文の抄訳です)
ラスベガス- SAP SE(NYSE: SAP)は、出張・経費管理体験を再構築する生成AIの新機能を搭載した新製品とパートナーシップについて発表しました。
本情報は2024年3月19日~3月21日に、ラスベガスで開催された、コンカーのユーザーと関係者向けイベントSAP Concur Fusion 2024で発表されました。
AIの良さは、そのAIが利用するデータの質と幅で決まります。SAP Concurは出張・経費管理ソリューションのグローバルマーケットリーダーの一つであり、全世界で9,200万人以上のユーザーが日々出張予約をし、経費精算の処理を行っています。
SAPはSAP Concurソリューション内の新しいビジネスAIの機能を発表、出張・経費管理にかかる時間を削減し、より正確な処理ができるよう支援します。
<各ソリューション新機能>
- Concur Request:生成AIを活用し、計画の段階で精度の高い出張費用を見積もります。
- ExpenseIt:領収書の画像をExpenseIt Webにアップロードすると、AIが主要な項目を自動入力し、経費精算レポートを自動的に作成します。さらにExpenseItは生成AIを使用して、ホテルの請求書の明細も認識します。
- 生成AIの検索機能:Concur Supportの新機能では、ユーザーが自然言語で質問を入力すると、生成AIによって迅速に回答を得ることができ、サポートに依頼する手間を省けます。
コンシューマーグレードのユーザーエクスペリエンスを特徴とする進化したConcur Travelでは、以下の新機能を提供します。
<Concur Travelの新機能>
- ホテルと鉄道に関する機能:新しくAmerican Express GBT、BCD、CWT RoomIt、FCTG、HRSと連携します。これにより、より多くの選択肢をわかり易く、透明性高く提供することができ、出張者は出張手段等を選択しやすくなります。また、イギリスの鉄道を検索、予約、購入することも可能になります。
- Microsoft Teamsとの連携:出張者はConcur Travelの出張リストからMicrosoft Teamsのチャットに予約情報を共有することができます。それにより他の人が同じ出張内容で予約することが可能になります。
- サステナビリティに基づいた出張の決定:旅行業界屈指の独立系サステナビリティ・インテリジェンス・プラットフォームであるThrust Carbonとの連携により、Concur Travelのユーザーは、各フライト、鉄道、レンタカー・オプションの温室効果ガス排出量の表示や並べ替えや、排出量、認証、サステナビリティ・スコアによるホテル・プロバイダーの閲覧が可能になります。
AIを搭載したConcur Expenseの新機能は、モバイルに最適化されており、既に早期に採用いただいたお客様にご利用いただいています。更に新機能とMastercardとの新しいパートナーシップにより、経費精算レポートが自動的に作成され、簡単に管理することができます。
<Concur Expense新機能>
- ExpenseItによる経費の自動入力、明細分け、分類
- 経費のタイムライン表示
- 領収書の添付忘れ、出席者情報の欠如、提出可能な経費精算レポートのお知らせなど、高度な通知
- 経費の種類と金額に応じた出席者の提案
- Mastercardの利用履歴から経費精算レポートの自動作成
詳細についてはSAP Concur Fusionでのアナウンスをご確認いただくか、バーチャルイベントにこちらからご参加ください。
※上記内容についてはSAP本社のプレスリリースの抄訳版となり、日本では未リリースの情報を含みます。