プレスリリース
コンカー、九州ビジネスキャッシュレス構想の第一弾として、 nimocaとの交通系ICカード連携を発表
~九州地域の間接費業務のDX推進と地方創生を支援~
出張・経費管理クラウドのリーダーである株式会社コンカー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三村 真宗、以下 コンカー)は、九州ビジネスキャッシュレス構想の第一弾として、株式会社ニモカ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:田端 敦、以下 ニモカ)が提供する、交通系ICカードnimocaのConcur Expense のユーザー企業対象のサービス開始を発表します。
日本企業の競争力・収益力向上には、DXを通じた業務改革が急務であり、特に間接費業務の領域においては、近年多くの企業が取り組みを始めています。コンカーはこの度、九州ビジネスキャッシュレス構想を発表し、パートナー企業と共に九州地域企業の間接業務のDXを推進するプロジェクトを開始します。本プロジェクトは、九州地域の地域創生も目的としており、九州地場企業とパートナーエコシステムを築きビジネス機会の創出・拡大に努めます。また、九州地域の大学と連携したIT人材育成等の産学連携の構想も計画しています。
本プロジェクトの第一弾として、九州圏の交通系ICカードで最多の発行枚数であるnimocaとの連携サービスを開始します。
鉄道、西鉄バスをnimocaで利用すると、最短で乗車翌日に利用履歴データがConcur Expenseに自動で連携されます。九州圏での移動手段の要となる西鉄バスの乗降履歴データとの連携は、乗降した停留所名まで反映されます。また、タクシーやコインパーキングなどを利用した際の利用履歴データもConcur Expenseに連携されます。これらの機能により、Concur Expenseを利用する企業が旅費精算を行う際、入力業務の削減、申請漏れが防止されるほか、データの改ざんは不可能であるため、承認者・経理部門のチェックの負担が大幅に軽減します。
<「Concur Expense」 連携イメージ>
本サービスの提供についての詳細は下記の通りです。
(1)サービス開始時期
2023年秋
⑵サービスの対象となるnimoca
・スターnimoca(記名式)
・クレジットnimoca
⑶連携の対象となるデータ
nimocaで利用した鉄道、タクシー、コインパーキングなどの利用履歴(定期券区間の乗車履歴を除く)、西鉄バスの乗降履歴データ
※クレジットnimocaは上記交通決裁情報のみ連携されます。クレジットカードの利用内容は連携されません。
⑷対象となるSAP Concurユーザー
Concur Expense 及びIC Card Integrationをご利用いただくお客様
■株式会社ニモカについて
交通系ICカード「nimoca」は、2008年5月のサービス開始以降、バス・鉄道の乗車券発行や、電子マネーサービスを提供しております。累計発行枚数は、約520万枚(2023年7月現在)を超え、加盟店舗数は約65,000店(2023年7月現在)となっております。
㈱ニモカの詳細については、https://www.nimoca.jp/をご覧ください。