デルタ航空とSAP Concurが協業、出張者の把握がさらに容易に
本ブログ記事は、米国本社で 2018年8月12日に発表されたニュースの抄訳です。
SAP ConcurはGlobal Business Travel Association (GBTA) Convention 2018で、デルタ航空がConcur TripLink※ネットワークに参画したことを発表しました。TripLinkを利用しているSAP Concurのお客様は、自社の出張者がConcur Travelを使わずにデルタ航空の予約をしても、それを含めて出張管理を行うことが可能となります。TripLinkはConcur Travel以外で手配された予約を自動的にキャプチャすることで、出張者の旅費を直ちに把握し、出張規程を適用し、強固な安全配慮義務の遂行を可能とします。さらに、SAP Concurはデルタ航空や旅行管理会社パートナーといった、サプライヤーとの協業を深め、Concur Travelへの投資をさらに継続することで、企業の出張購買における透明性の更なる向上と、双方のお客様へ最高の出張体験をお約束します。
デルタ航空のディストリビューション戦略マネージングディレクター、Jeff Loblは以下のように述べています。
「お客様は、商品選択や属性を的確に把握しながら、あらゆる流通経路を介してデルタ航空を手配したいと考えています。デルタ航空がTripLinkに参画し、SAP Concurが自社のオンラインブッキングツール強化のための投資を継続することで、出張管理の透明性を高め、デルタ航空のダイレクトチャネルをお客様に選択いただける機会が増えると考えています」
Concur TripLinkは、出張者がSAP Concur以外で出張を手配しても、企業はその旅程を把握することができます。TripLinkは出張、旅程、そしてあらゆる流通経路からの領収書をつなげることで、出張規程の適用を容易にし、また緊急事態が発生した際に、出張者の居場所を素早く把握し、コミュニケーションをとることで、出張者の安全を確保することができます。
TripLinkは出張管理プログラムから受ける恩恵をサプライヤーのダイレクト予約にまで広げた最初のソリューションです。これにより企業は以下のことが可能となります。
- 出張者が会社の出張規程に準拠していることを確認する
- 安全配慮義務の必要条件を満たし、出張者の安全を確保する
- 割引交渉された企業レートの利用を最大限にする
- サプライヤーから直接予約した場合でも、費用を把握する
- すべての出張プログラムのデータをまとめて把握する
- TripIt Proですべての旅行者の生産性向上と満足度を向上する
今日までに、690万人以上の旅行者がConcur TripLinkにアクセスし、TripLinkネットワークには、航空会社、ホテル、地上交通会社などを代表する28のパートナーが参画しています。TripLinkの詳細については、Concur.com/TripLinkをご覧ください。
※日本のお客様向けのTripLinkの提供については、現在提供準備中です。