【社員を対象としたアンケート調査結果】コロナ禍も会社への所属意識変わらず、上司との距離感は近づく
出張・経費管理クラウドのリーダーである株式会社コンカー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三村真宗)は、リモートワーク実施1年を機に、実施前後の変化について、全社員を対象としたアンケートを実施しました。
月5回未満の出社が9割以上、ほぼ全社員がリモートワークメインに
コンカーでは、昨年2月からリモートワークを開始し、政府の方針や感染状況に応じてlevel1~5までの5段階の出社ガイドラインを適宜調整しながら、リモートワークを継続しています。2021年3月のアンケート実施時点では、出社頻度について「月1~5日未満」と回答した社員が73%、平均出社日数は約1.7日と、社員の多くはリモートワーク中心の勤務を続けていることが分かりました。
モチベーションは「変わらない」が6割超、
生産性とスキル「上がった」社員が多数
リモートワーク下でのモチベーションや生産性の低下が社会的な課題となる中、コンカーでは、モチベーションが「上がった」社員が27%、「変わらない」と答えた社員が62%と、約9割の社員が、モチベーションを維持、もしくは高めながらリモートワークを続けていることが分かります。
また、生産性とスキルも、「上がった」と回答した社員がそれぞれ63%、47%と、オフィスに出社することがない環境下でも自身のスキルアップを実現し、同時に生産性も上がっている社員が多いという結果になりました。
会社への所属意識は「変わらない」 が約8割、
経営者、上司との距離感は約2割近づく
リモートワーク前後で会社への所属意識について聞いたところ、「変わらない」と回答した社員が約8割、「上がった」と回答した社員が1割と、顔を合わせる機会がほとんどなくなったリモートワーク下でも、会社への所属意識が下がることなく、会社と社員間の関係性を維持できていることが分かりました。
また、経営者や上司との距離感についてそれぞれどう変化したかという質問に対しては、「変わらない」と回答した社員がそれぞれ67%、77%と、リモートワーク以前の関係性を維持しており、さらに「今までより近く感じる」という回答もそれぞれ約2割という結果となりました。
「働きがい Next Stage」
社員のモチベーションと生産性向上を支えるコンカーの取り組み
コンカーでは、社員・企業が相互に成長するための「高め合う文化」を実現すべく、全社集会やフィードバック研修など、「働きがい」を高める施策を進めてきました。この「働きがい」の蓄積が、リモートワーク下でも変わらない所属意識の強さと円滑な社内コミュニケーションを支えています。
さらに、昨年にはZoomを用いた300人規模の全社集会にて社員の意見を反映した「働きがい Next Stage」を策定。リモートワーク下での自律的な働き方を可能にする新制度の導入や、リモートワーク下での心理的安全を担保するコミュニケーション施策の実施に加え、社外に対してもコンカーの企業文化や、その醸成方法を積極的に公開しています。
■働く場所にも裁量を- Work From Anywhere制度
短期ワーケーション、長期ワーケーション、遠隔地への移住など、オフィスや自宅以外での就業環境を選ぶことができる「Work From Anywhere制度」を導入しました。裁量をもって今まで以上に自律的に働くことができるよう、ガイドラインを設定しています。配偶者の里帰り出産への同行、介護のための帰省、ホテルやリゾート地での就業といった利用実績があります。
■企業文化を社外展開- コンカーアカデミー
企業文化の柱の一つである「教え合う文化」の一環として、社内ナレッジ提供やコンカーの文化を体験いただける「コンカーアカデミー」を開催。社長の三村や他の社員が講師となり、社外の方々向けの講座を実施しています。2021年3月には、三村による「フィードバック講座」をオンラインで実施、200名以上の方にご参加いただきました。
■リモートワーク下の心理的安全に- リモートワーク コンカーstyle
リモートワークが原因で起こるミスコミュニケーションやすれ違いを防ぎ、スムーズに業務を行うため、リモートワーク下でのルールやマナーのイラストを社員が作成、社内周知しています。
(例)さくっと電話ルール編
・ためらわず電話、「出られません」は遠慮なく、コールバック不要
■アンケート概要
サンプル数:193 調査対象:コンカー社員
調査期間:2021年3月29日~4月2日 調査方法:インターネットリサーチ
※本調査では小数点第1位で四捨五入しているため、足し上げても合計数値が100%とならない場合がございます