6月末まであと少し!VAT還付申請でお金を取り戻そう
出張費用、ベンダー経費、従業員の立替経費といった間接費。積もり積もって大きな額になるこのコストは、年間予算の中でも大きな割合を占めているのではないでしょうか?それでも諦めてはいけません!付加価値税(VAT)還付を利用すれば、巨大な間接費を少しでも減額することが可能です。そこで今回はVAT還付について、ご説明します。
付加価値税(VAT)とは?
付加価値税は、商品やサービスに課される税金の一種です。日本ではVATは適用されませんが、ほとんどの国で課税されます。したがって、日本企業の従業員がVATを持つ国に旅行すると、ホテル、タクシー、電車、食事などの経費に税金がかかります。
でも悲しむ必要はありません!何故ならば世界40カ国以上でVATの払い戻しが可能です。これらの国に出張する従業員を持つ企業では、多くの経費タイプの税率の一部を還付することができます。
ただし問題なのは、還付プロセスが難解で時間がかかるということです。EUだけでも、28カ国がVATの還付を行っており、それぞれに独自の還付ルールが設けられています。今年だけでも、中国、サウジアラビア、南アフリカ、アラブ首長国連邦などが新たなVAT還付ルールを制定しました。変化するルールに加えて、多くの企業では、レシートや請求書などのデータ収集、手動によるデータ転送、言語翻訳、通貨計算といった多くの作業を行うリソースや、VAT還付のトレーニングを受けた人材を確保できていません。
たとえば、VATレートは国によって異なりますが、各国ではVAT還付の申請書類を現地の言語で記入する必要があります。経済協力開発機構(OECD)の調査によると、調査対象企業の70%以上が、還付プロセスを進めるのが難しいと回答し、20%はVATを一銭も還付できなかったと回答しています。事実、回答者の半数は、発生した外国のVATのうち50%以下しか還付できませんでした。 GBTAはビジネストラベルが2021年には1兆7000億ドルに達すると見込んでいる一方、VATレートは27%と高いため、これは企業にとっての大きな資金になり得るとも言えます。事実、毎年何億円ものお金が放置されたままと推定されています。
VAT還付、残された時間はあとわずか!
VAT還付が可能な国に勤務もしくは出張する従業員のいる日本企業にとって、まさに重要な締切が近づいています。 2018年6月30日は、2017年のVATを取り戻せる最後の日です。そして、まだ今なら間に合います!
SAP Concur App CenterがVAT還付を支援します
統合されたSAP Concurのソリューションが面倒なVAT還付プロセスを簡素化、自動化することで最大のVAT還付をお約束します。統合されたSAP Concurソリューションの真の価値は、既にSAP Concur上にある出張費用、請求書費用、立替経費のデータを活用し、対象となる取引をVAT対応のレポートにシームレスかつ簡単に処理、転送できることです。
SAP Concurのお客様ならご安心ください!SAP Concurは、業界をリードするVAT還付のコンサルティング会社と提携、SAP Concur App Centerを通じてオープンプラットフォームで繋がっています。VAT還付パートナーはConcur Expense、Concur Travel、Concur Invoiceと自社のVAT還付ソリューションを直接接続するサービスを提供しているので、データ取得はリアルタイムで安全に行われ、VAT還付のために必要な明細情報を追跡するために時間を費やす必要もなく、財務・経理部門の効率化が図れます。 VAT還付パートナーのサービスを利用しているSAP Concurのお客様は、VAT還付の大幅な増加を経験しています。ここではVAT還付パートナーのMeridian VAT Reclaimとの連携について詳しくご紹介します。
Meridian VAT Reclaim
The VAT IT Groupに加わったMeridian VAT Reclaimは、効率的で透明性の高い方法で、VAT還付の最大化と法令順守を自動化します。 VAT トラッカーをConcur Expense、Concur Invoiceに接続することで、1セントももらさずVATを回収します。
Meridianを選ぶ理由は以下のとおりです。
- 無料分析
VAT トラッカーは、経費データをアルゴリズムで分析し、正確な潜在VAT還付金額をリアルタイムで計算します。 - スピード
Concur API に接続すると、1時間あたり86,000件の経費データを抽出します。 - 請求書原本不要
請求書がない? 問題ありません! サプライヤーと直接交渉し、請求書を入手します。 VAT トラッカーはVATの回収を最大限まで可能にします。 - 100%法令順守
Meridian VAT Reclaimのコンプライアンスチームは、スキャンされた各請求書をチェックして、それぞれがVAT還付要件に100%適合しているかを確認します。 また、原本が必要な請求書については再発行を依頼、VATを遺失させません。 - 優れたポーティング
経費データの全般を国別および分類別に見直します。
VAT還付、諦めないで!
すでにConcur ExpenseまたはConcur Invoiceを使用している場合は、そのデータをVATパートナーと直接接続することで、作業を大幅に効率化でき、コンプライアンスも確保できます。1年以内に費用が戻ってくるため、企業のボトムラインを下げることに貢献、確実に利益をもたらすことが可能です。得するしかないサービス、経営層を説得する工数も・・・きっとかかりません!
SAP Concur App Centerを通じて、Meridian VAT Reclaimにお問い合わせいただき、どれだけのVAT還付を無駄に捨ててしまっているか、取り戻せる費用はいくらなのかを是非確認してみてください。