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【社員インタビュー】新卒入社からインサイドセールスを経験、柔軟なキャリアパスで、会社と共に成長する

SAP Concur Japan |

2019年に新卒でコンカーに入社した平松瑞基(ひらまつ みずき)は、インサイドセールス(MDR:Market Development Representative)として業務に従事していました。新卒からどのようにキャッチアップしていったのかや、入社前のイメージと業務の実際などについて聞きました。

若手でも挑戦の機会がある企業を選択

――新卒でコンカーに入社しましたが、きっかけは何だったのでしょうか?

 もともとは日系の大企業ではなく外資系の企業に行きたかったというのが大きいですね。大学時代の部活動の先輩方は、日系の大企業に就職する方が多かったのですが、若手が意見を言いにくいとか、企業規模が大きく、スピード感があまりないといったような意見を聞いていました。ただ、私は年齢に関わらず、さまざまなことにチャレンジできる環境を求めていましたし、スピード感のある企業で自分を鍛えたいと思っていました。

外資系企業に興味を持っていたのは、大学時代に約1年弱、アメリカに留学していたこともあると思います。外資系企業は実力主義で、年齢関係なく、仕事を任せてくれるイメージがあり、その点でも自分が求めているものと合致していると感じていました。

コンカーは、新卒者を対象とした就職エージェントのカウンセリングで紹介されて知りました。面接を受ける中で、会社への興味と魅力を感じるようになり、良縁にも恵まれ、入社できました。

 

社員の適性を見て配属先を決定する

――入社時にMDRへの配属を希望されたのですか?

応募段階でMDRか導入チームを選ぶことになっていたのですが、双方に興味を持ちつつも導入チームに応募しました。しかし、面接を重ねる中で、導入チームのマネージャーにインサイドセールスはどうかと提案されたんです。

入社後も実感していることですが、コンカーの良い点は、社員の適性を見て強みを生かせる仕事を提案してくれるところです。面接段階でMDRを提案されたこともきっかけですが、私自身が好奇心旺盛なタイプなので、この面接の後にMDRのマネージャーと面接を受けることになりました。

――面談で提案されたとおり、自分にはMDRの適性があると感じましたか?

MDRは、月次、四半期、年間という単位で数字に追われる部署ですが、ゴールを達成した時の達成感は好きでした。また、どうすれば予算を達成できるか仲間と話し合いながら目標と向き合うのも楽しかったので、割と自分に合っていたと思います。

また、この業務はお客様との面談の設定が大きなポイントになるのですが、設定できるまで、およそ数週間、時には半年ほどかかることもあります。面談が獲得できた後は営業担当者に引き継ぎ、商談が始まるのですが、「商談時に平松さんに会えないのが残念だ」とお客様から言われることもあり、お客様と信頼関係の構築を実感でき、とてもうれしかったです。

面談獲得から受注までをイメージしながら、考え、行動する

――MDRという職種について、入社前と入社後でイメージが変わった点はありますか?

はい。入社当初はインサイドセールスにテレアポのイメージを持っていましたが、入社後はイメージが大きく変わりました。特にコンカーのMDRは、面談獲得をゴールと捉えず、案件化と受注をイメージし、常に意識しています。どうすればお客様に喜んで購入してもらえるか?など、私が当初考えていたことよりも、実際は複雑で深く分析しながら業務に当たっていると思います。

営業は売上にフォーカスしますが、MDRはマーケティング目線で数年後の市場を見据えつつ、新しい施策を考える必要があり、奥の深い面白さがあります。入社後、コンカーのMDRが営業部門ではなく、マーケティング部門に属している理由も納得できました。

コンカーとしても、MDRを営業の前段階とは捉えていません。もちろん、MDRから営業に異動する社員もいますが、マーケティング部門や営業以外の部署へ異動する社員も多く、適正を考慮しつつ、希望次第で柔軟なキャリアを形成できます。

 

――MDRでは3年間どのような業務を担当していたのですか?

1年目は、日本全国の中堅規模の新規のお客様を担当し、サービス提案や問い合わせ対応などをしていました。2年目は愛知県以西の大企業のお客様と関わるようになり、3年目は愛知県以東の中小規模のお客様を担当し、その領域でリーダーを務めました。

入社した新卒社員の教育も一部担当しました。新人教育では、日々の業務や自分の成功体験を言語化することの難しさを実感しましたが、自分を見直すきっかけにもなりました。新人教育の経験から得たことはとても多いと感じています。

 

――業務に必要な知見はどのように習得したのでしょう。

コンカーには日本の大企業で行われるような長期間の集団研修はありません。ただ、新卒で入社した社員に対しては一般的なビジネスマナーから、会社の利益が生まれる事業構造について研修と説明がありました。

配属後は、配属部署で研修を受けることになります。研修期間は短期間ですが、業務にあたって必要なことは十分学べます。私も業務に必要な知見はこの研修を通して身に付けました。

このトレーニングは新卒でも中途入社でも業務が遂行できるような仕組みで、知人から聞く限りでは、他の外資系企業よりは研修が充実していると感じます。また、わからないことは積極的に聞く姿勢があれば、周りの人は常にサポーティブです。

 

MDRの経験を活かし、パートナーの支援へ

――3年間の業務を経て、1月にデジタルエコシステム本部に異動と聞きましたが、その背景について教えてください。

コンカーには、社員と組織の成長を目的に部門間での異動を効率的に促すための「インターナルジョブポスティング制度」があります。その制度を活用し、MDRとしても関係が深かったデジタルエコシステム本部で新しいチャレンジをしたいと思い、応募しました。

MDRは、案件化の手前の段階でお客様とのコミュニケーションを最適化するのが業務でしたので、その先の工程にも関わってみたいと思っていました。マーケティングやMDRに限らず、その後の業務のノウハウを身につけ、業務全体を理解できれば、どこでも通用する人材になれるのでは?と感じていました。

 

――現在の業務内容についても教えてください。

現在は、パートナーとの事業開発や、当社の製品をパートナーに自社製品として販売してもらうための協業推進を担当しています。コンカーではパートナーが中心となって導入を進めますが、お客様に満足していただけるようスムーズに導入する方法を模索しています。

 

――留学経験がありますが、仕事で英語を活用するシーンはありますか?

MDRは日本のお客様とのコミュニケーションが中心ですので、業務で使う機会はあまり多くありません。

ただ、コンカー自体がグローバル企業なので、日本で未経験なアプローチでも米国では割と普通に実行されているケースがあります。そのような場合は自ら海外のコンカー社員とコミュニケーションすることで効率的に仕事を進められると思います。

何事も自分次第。自主性が高く、柔軟性を楽しめる人に向いている

――コンカーで活躍できるのはどのような人だと思いますか? また、どんな人と一緒に働きたいですか?

コンカーは、自分から積極的に動ける人が向いていると思います。手を抜いたり、楽をしようとするのではなく、スピード感をもって動く人が多い印象があります。現状に満足することなく、常に改善と自分の成長を考えている人が多く、仕事に貪欲で、問題にも真摯に向き合える人に向いていると思います。

私自身は前向きな人と一緒に働きたいです。時には辛いこともありますが、ポジティブに仕事をこなす人がいいですね。MDRには数字も求められるので、目標を上回る数値を出す方法やお客様とコンカーの両者にとって、気持ちの良い結果を残す方法を一緒に考えたいです。

 

――最後に、入社を希望する人へのメッセージをお願いします。

コンカーの良い点は、上司が部下の適性をしっかり見てくれるところです。もちろん努力していることが大前提ですが、業務で十分に力を発揮しきれない場合でも、適性のある業務を提案してくれるケースもあります。

また、コンカーでは担当業務が決まれば、全て一任してもらえるので、上長の指示通りに振る舞う必要はありません。実現方法は社員に任されていますので、そんな環境を楽しめる人にぜひチャレンジしてもらいたいです。

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コンカーは「経費精算のない世界を創る」というビジョンを掲げ、日本企業に対しては「日本企業の競争力強化に貢献する」、社員に対しては「働きがいと成長にコミットする」ということをミッションにしている企業です。 「コンカーアカデミー」は、そのミッション達成のために2020年6月から始めた取り組みで、社会人や学生を対象に現在は主に以下3つのコンテンツを無料提供しています。
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営業として入社1年目にして、年度の目標を早々に達成したという井上直紀(いのうえなおき)。お客さまに役立つプランを考え抜き、わかりやすく伝えるために、資料の一行から会話の一言一句までを徹底的にこだわるという姿勢には、熱意あふれる営業スピリットが感じられます。
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