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UI刷新でConcur Expenseがますます便利に!変更の狙いと主な変更点をご案内 <後編>

SAP Concur Japan |

SAP Concurはお客様からの要望や最新デザイントレンドを反映し、さらに使いやすいシステムを目指すべく、2022年のアップデートにてユーザーインターフェース(UI)を大きく刷新します。実際にどのように変わり、またユーザーの皆様にはどんなメリットをご体感いただけるのでしょうか。

 先だって、製品担当との対談ブログを公開いたしましたが、本ブログでは2回にわたってもう少し詳しく、変更目的や変更ポイントの詳細をご紹介します。(前編はこちら)

前編にて、今回のUI刷新の目的として、操作性の向上、効率化、アクセシビリティの実現のの3つのポイントを上げてご紹介いたしました。さて、それでは実際にUIはどのように変わるのか。後編では、「経費精算レポート画面」「経費明細画面「同席者登録」「明細化」「配賦」「経路検索」の6つのポイントを旧UIとの比較も交えながらご紹介いたします。

1.経費精算レポート画面

現行UIでは、経費明細の詳細やアラートの内容が把握しづらい設計となっていました。また、経費を手入力する場合とデータ連携を活用する場合で、別々の操作が必要でした。

新UIでは、領収書画像の有無やアラートの内容が1つの画面で視覚的に確認しやすくなっています。また、手入力/データ連携にかかわらず「経費を追加」ボタンから操作できるようになり、操作性が向上しています。

また、経費登録前には使わない「経費を追加」以外のボタンはグレーアウトしているので、わかりやすくなっています。

「経費を追加」画面では、レポートに追加できる経費が自動的にリストアップされます。

2.経費明細画面

現行UIでは、明細にひもづく領収書画像を確認するために「領収書イメージ」タブをクリックする必要がありましたが、新UIでは、1つの画面の中で明細情報と領収書画像を確認できます。

また経費明細を開くと、明細から同席者まで簡単に詳細を表示し編集できます。領収書も表示されるため、入力作業中に簡単に参照できます。

  アラートは明細ごとに確認できるので、迷わず対応できます。

3.同席者登録

現行UIでは、新規追加を行うか/登録済みの同席者から検索するか/お気に入りから選択するかで画面が分かれていており、面倒な操作となっていました。

新UIでは、同席者選択用の専用ページが導入されています。この専用ページでは、最近使用した同席者を簡単に追加できます。また、検索欄がシンプルになり、1つの項目検索で同席者検索できます。

さらに「同席者グループ」を設定しておけるので、チームメンバーなど頻繁に同席するユーザーを登録しておくことで、まとめて追加することが可能です。

 

4.明細化

現行UIでは、明細化ボタンを押し、多くの画面を遷移して入力する必要がありました。特にホテル代入力の場合においては、日別の室料入力で画面遷移が必要でした。

新UIでは、明細化が完了したことが一目でわかるようになっています。また、表形式のUIによって、画面遷移することなく室料を入力できます。連泊で日ごとに宿泊料が異なるケースも入力は簡単。このとき領収書を表示しながら素早く入力できます。

5.配賦

現行UIでは、処理スペースが限られており、既定の配賦機能がないため操作が煩雑でした。

新UIでは、次のとおり操作性を改善しています。

  • 操作スペースを拡張しました。
  • 既定の配賦表示により配賦先を判断しやすくなります。
  • 既定の配賦機能により操作クリック数が少なくなります。

6.経路検索

現行UIでは、経路検索画面を表示するまで多くの入力と画面遷移が必要であり、また検索対象も電車のみでした。

新UIでは、経費追加画面から経費タイプを選択するだけで経路検索画面へとスムーズに遷移します。また、バス経路も検索対象となります。

経路検索では日本固有の機能が実装されていますが、パートナーが提供する部品をそのまま利用するのではなく、他の画面と同じ基準に沿って設計・開発を行い、アクセシビリティの高いUIを実現しています。

ここでは、お客様がより使う頻度が高いと思われる、モバイルでの検索画面についてご紹介します。モバイル画面の場合、現行UIでは、「日本の公共交通機関」を選択するためにメニュー画面を表示する必要がありましたが、新UIでは同一画面で選択できます。また、路線のシンボルカラーを表示するなど、ビジュアル的にもわかりやすい設計を心がけています。

以上のように、UIが直感的にわかりやすい入力画面になることで、誰でもミスなく、またストレスなく経費精算申請ができるようになります。これによって業務時間の短縮や申請内容の差し戻し削減、コンプライアンス向上にもつながると考えています。

 

ぜひ今回のアップデートにご期待ください!

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