請求書処理業務のDXで年間1420万円の業務削減効果【お客様事例】株式会社And Doホールディングス

コロナ禍におけるテレワークと法令対応を見据え、請求書処理業務のDXをSAP Concurで実現。年間1420万円の業務削減効果を目指す

 

SAP Concur を採用した理由

  • 紙ベース運用の回覧・郵送時間を削減し、業務処理の早期化
  • AI-OCR連携による入力レスと入力ミスの防止
  • ペーパレス化によるコスト削減


企業理念として「お客様の豊かさ、社員の豊かさ、社会の豊かさを常に創造し、末永い繁栄と更なる幸福を追求します。」を掲げ、不動産仲介のフランチャイズ事業を主とした各種事業を展開している株式会社And Doホールディングス(以下、And Doホールディングス)。紙が多くアナログな業務が多かった請求書処理業務のDXを目指し、SAP Concurを導入しました。

請求書受領において課題が山積。会計計上の遅れも発生しており、検討を開始

And Doホールディングスでは、営業担当者などが個々に受領する請求書については、個別に支払い依頼を経理に提出していました。しかし、提出ルールが浸透しておらず提出もれがあったり、受領自体が遅れたりすることで、会計計上の遅れが発生していました。会計システムへの連携も手作業で、入力ミスの発生やチェックの負担が問題となっていたのです。また、コロナ禍でテレワーク対応をしたいと思っていても、経理はテレワークが難しいといった課題もありました。そこで、請求書業務の効率化とペーパレス化を目指し検討を開始しました。

費用の按分、会計システム連携は必須要件。数社を比較しSAP Concurに決定

当初、Concur Invoiceではなく他のシステムで請求書業務の効率化を進めようと考えていましたが、申請者の操作性やUIの部分で懸念があり、断念。2年ほど前に一度説明だけ聞いていたコンカーに改めて提案を依頼したところ、費用の按分など自社がやりたいことをスムーズに実装できることや目指したい姿を実現できるのはSAP Concurであるという結論に達し、導入を決定しました。

導入によるコスト削減効果は1420万円! 今後は経費精算分野も検討する見込み

Concur Invoiceを導入したことにより、当初目的だった業務効率化を進めることができると考えています。国内グループ6社で展開し、グループ全体で紙の回覧・郵送時間の削減や、紙を保管するコストを削減することで、14百万円の削減効果を目指します。引き続き経費精算分野でも検討を進め、全体的な効率化とコスト削減をより推進していきます。


事業拡大に伴い請求書も増加する中、現行の紙による処理では決算の早期化には限界を感じております。また、働き方改革に取り組むみとしてテレワークをする社員が多くなっておりますが、請求書担当者はテレワークが難しい状況となっておりました。そんな中、請求書処理の電子化の検討を開始しました。SAP Concurの導入により時間ロス、請求書保管等の経費が削減でき、ワークフロー上でのシステムのエラーチェック機能によりガバナンスを強化することができました。


業種

不動産

従業員

825名(2022年6月末現在・グループ合計)

地域

東京,日本

利用製品

Concur Invoice
Intelligence