Excelと紙ベースのアナログな経費精算から脱却【お客様事例】株式会社 New KRH

SAP Concurを採用した理由

• 法人カード・Googleマップ・外貨レートなど外部アプリケーションとの豊富な連携による業務効率化
• 多言語、多通貨対応、充実したサポートなどのグローバル対応
• 電子帳簿保存法の豊富な対応実績に基づいたサポート力
• モバイルアプリの分かり易い操作性

株式会社 New KRHは、北海道余市郡赤井川村にあるリゾート施設、キロロリゾートの運営会社です。朝里岳と長峰岳の斜面にあるスキー場をはじめ、自然を生かしたアクティビティなどを楽しむことができる国際的なリゾート地で、冬場は特にインターナショナルなスタッフも多く在籍し、世界中からの観光客で賑わいます。

Excelと紙ベースのアナログな経費精算の脱却と同時に、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応を目的にシステム導入検討を開始

現状の経費精算フローは、Excelと紙をベースとしたアナログな方法で、Excelの申請書に領収書の内容を記載→印刷の上、上長・経理と紙ベースで承認を得る→会計システムへ経費データを手入力、という経費精算に関わる人全員にとって大変煩わしいものでした。

シーズンの冬場は、派遣社員を含む通常の倍以上の経費精算が発生し、それを経理含め2名体制で対応している状況でバックオフィス部門の負担も課題でした。これらの負担の改善、そして迫るインボイス制度や、電子帳簿保存法への対応を目的に、システム導入の検討をはじめました。

法人カード・Googleマップ・外貨レートをはじめとする連携サービスにより入力の手間を削減すると共に、モバイルアプリの活用で移動時間などの隙間時間も対応が可能となり生産性が向上

Concur Expenseは、スマホ決済アプリや法⼈カード、交通系ICカード、Taxiアプリといった様々なキャッシュレス決済サービスや、Googleマップ、外貨レートなどのアプリケーションとも連携しているため、経費明細が自動で反映され、入力の手間やミスを削減することができます。

これらの連携機能を活用することで、利用日時・支払い先・金額・区間などの経費明細や、為替レートをふまえての金額などの出張明細データを自動連携することで、経費精算作業の手間をカット出来ればと考えています。

また、領収書はAI-OCRアプリで撮影すれば金額や取引先データがシステムに自動連携され、申請から承認までモバイルでの対応が可能なため、移動などの隙間時間での対応が可能になることで、オフィスでの経費精算の時間を短縮でき業務効率化にもつながります。高機能でありながらも、モバイルアプリの使いやすさも他の経費精算システムに比べて優れていたことも導入の決め手になりました。

多言語、多通貨対応などグローバル対応のSAP Concurで外国人従業員でも簡単に経費精算が可能に

同時に、外国人従業員のリクルーティングや、海外出張の増加に伴い、多言語・多通貨対応であることも要件でしたが、その点においてもSAP Concurはグローバルなソリューションのため安心して採用を決定することが出来ました。SAP Concurは21ヵ国語以上の言語で経費精算書をサポート、海外出張の付加価値税 (VAT) を記録することができ、当該各国の VAT レートをすべてサポートしています。

また、法制度対応においても、電子帳簿保存法の規制緩和の働きかけを主導されてきた知見や、導入の実績も豊富にあることから、法制度対応においても力強くサポートいただけると感じ採用を決定しました。