株式会社スタディスト(以下、スタディスト)はマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」をはじめとする、B to B向けクラウドサービス事業を展開しています。同社ではリモートワーク機会の増加に伴い、その障壁となる領収書のペーパーレス化に対応すべく、電子帳簿保存法適用を検討。現行の経費精算システムからConcur Expense Standardへ乗り換えることを決定し、全社員への展開もスムーズに行うことができました。
スタディストではコロナ禍でリモートワークの機会が増えたこともあり、最新の電子帳簿保存法を適用した領収書のペーパーレス化の検討を開始しました。同社では既に経費精算クラウドを導入していましたが、電子帳簿保存法への対応が厳しいと感じたうえ、申請者の入力ミスや必須項目の未入力など、差し戻しをすることも多く、従業員や経理部門への負荷が高いのが課題でした。
コンカーのイベント「SAP Concur Fusion Exchange」に参加したことで、コンカーの豊富な電子帳簿保存法対応実績や知見を認識することができたのと、Concur Expense Standardの価格設定がID課金に変更になったことを知ってコンカーの話を聞くことに。費用面・機能面を総合的に判断して採用を決定しました。
全従業員110人の経費精算・管理基盤としてConcur Expense Standardを導入。自社製品であるTeachme Bizを使ったマニュアル作成で社内説明会をせずにスムーズに展開することができました。またConcur Expense Standardの使いやすさもあり、経理部門だけでなく申請者、承認者含め、全ての従業員の業務効率化につながっていると実感されています。
カスタム監査ルールを簡単に設定できるので運用しながらブラッシュアップしてくことで 差戻し件数を抑えられています。コロナ禍における勤務環境が日々変わる中でも柔軟にSAP Concurの設定を変更しTeachme Bizで周知することで混乱を招くことなく対応できているのでとても助かっています。
コーポレートカード連携に関しても今まで経理が行っていた業務を最小限の負担で従業員に寄せることができたのも大きなメリットと感じています。
株式会社スタディスト 管理部 経理ユニット 表彩乃 氏