経費精算に関する紙は実質ゼロ、間接業務を一元管理できる環境に【お客様事例】株式会社 TMJ

SAP Concurを採用した理由

• お客様の求める運用に対する設計上の柔軟性の高さ
• 経費、請求書業務をワンプラットフォームで実現できる
• 英語圏の子会社に合わせた、多言語・多通貨対応

今年創業３０周年を迎える株式会社TMJ。CX デザイン、BPO デザイン、コールセンター、事務代行を軸に多彩なBPOサービスを展開しています。紙ベースの運用だった経費精算業務について、ペーパーレス化を実現し、テレワークを推進するため、Concur Expenseを導入しました。

経費精算業務は紙ベース。コロナ禍のテレワーク需要もあり検討を開始

元々、TMJでは立替経費精算は、利用状況を会計システムに手入力し出力、領収書を貼り付けて社内便で経理に送る、という手作業・紙作業で実施していました。経理側も届いた精算書を目検チェックし、ファイリング、キャビネや外部倉庫で保管。税務調査の必要に応じて取り寄せるなど、業務負荷がかかっていました。
こういった紙ベースの作業をどうにかしなければならないという漠然とした課題感はあったものの、中々進んでいなかったのですが、コロナ禍となり状況が一変。半ば強制的にテレワークへの転換が進むことになり、最優先課題として取り組むことに。

Concur Expenseを採用し、経費精算に関する紙は実質ゼロへ

ペーパーレス化を実現し、テレワークを推進するという目的に沿って、いくつか比較検討も行いましたが、単にシステム化して紙を削減するというだけではなく、監査機能があり、モバイルでの利用もスムーズなConcur Expenseに決定しました。紙で確認をする、ファイリングをするといった業務のための出社がなくなり、経費精算にまつわる紙は実質ゼロになっています。また、従来、差し戻し業務がとても煩雑だったのですが、修正を経理側でも行えるようになり、申請者の手間だけではなく経理の手間を削減することもできています。

今後はConcur Invoiceも検討、間接業務を一元管理できる環境へ

まずはConcur Expenseを稼働させましたが、今後はConcur Invoiceも検討し、間接業務はSAP Concurで一元化していきたいと思っています。また、まだ分析機能を使い込むところまではできていないので、今後は分析機能をもっと活用し、不正抑止も進めていきます。グループ会社での利用検討もこれからです。SAP Concurの拡張性を利用し、より便利に効率的な運用を目指していきます。