株式会社四電工

アナログな業務から脱却し、理想の業務フローへの転換にチャレンジ

SAP Concurを採用した理由

  • 建設/設備業界における実績とナレッジ、また業界特有の要件実現性の高さ
  • 緻密なFit&Gapによる社内への理解醸成および安心感
  • 業務効率とガバナンス強化を両立することができる点

 

株式会社四電工(以下、四電工)は、1963年に創業し、現在グループ35社、技術系の従業員が90%以上を占める高い技術力を誇る企業です。創業以来60年以上に亘り、四国地方の電力の安定供給の一翼を担っており、現在では「今日を支え 明日を創る 四電工」というコーポレートメッセージのもと、総合設備企業としても大きく成長しています。

この度、中期経営計画指針「チャレンジ、次なる成長ステージへ」の一つとして、間接費管理業務についても理想の業務フローの実現にチャレンジしたいと考え、SAP Concurを採用されました。

 

アナログ業務、業務の属人化のリスクが顕在化

四電工では、経費精算や請求書についてはハンコを押し、提出された精算書を目検するなど、アナログな業務となっており、紙ベースの業務フローでした。このままのプロセスでは外部環境への対応も難しく、また業務の属人化という点でも課題となっていました。

 

必要な要件を整理し、目指すべき方向性を決定

まずは様々なソリューションの情報収集から開始。デモを見るなどで、間接費管理領域の業務フローをどのようにすべきなのか、自社ではどのようなことを必要としているのか、解像度を高めていきました。

検討の軸としては、現場のみならず管理部署(経理部門や支店・営業所事務)の負担を軽減することと考えられ、全体最適のためにはどのようにすべきかという観点で検討を進められました。細かい議論を重ね、

  • ステップバイステップでの運用高度化
  • 建設業界に対するナレッジが豊富である
  • 設定がカスタマイズできる自由度の高さ
  • ガバナンスと業務効率(ペーパレス)の両立が可能

 

といった点を評価し、SAP Concurを採用しました。

2025年4月稼働を目指し、プロジェクト推進

経営計画指針「チャレンジ、次なる成長ステージへ」の一つとしてSAP Concurを活用し、さらなる成長を遂げるべく、まずは国内の1300名から稼働する方針でプロジェクトを進行している四電工。各拠点ごとのルール、プロセスの標準化を進め、業務を標準化させていきます。

また、今回導入した法人カードについて、範囲を拡大させていくことも検討しています。




「コンカー導入により、アナログだった業務がデジタル化し、ペーパレスになることで間接費業務DXの実現へ向けスタートすることが出来ました。法人カードの有効活用や現金精算の削減等、まだまだ課題も多くありますが、AI-OCRを活用した入力支援による事務の省力化やコンカー様や導入支援企業と共創しつつ申請者に寄り添ったシステムを目指し、4月稼働に向けて取り組んでまいります。また、継続利用するにあたり、コンカー様のシステム運用支援を受けつつ担当者の方のお力も活用し、1つ1つ課題をクリアーして長期間にわたりコンカーを使っていきたいと思います。」


業種

建設

従業員

2,121名

地域

香川,日本

利用製品

Concur Expense
Concur Invoice
Intelligence
User Assistant by WalkMe
ExpenseIt