住宅や社会インフラおよび高機能プラスチックス関連事業を提供する積水化学工業株式会社(以下、積水化学工業)。
同社では、働き方改革やデジタルトランスフォーメーション、電子帳簿保存法の改正といった動きを背景として、経費精算業務のデジタル化・ペーパーレス化に取り組むこととなった。
デジタル変革推進部 ビジネスプロセス変革グループ 課長 西川優子氏は当時の自社の課題について「当社の経費精算業務は、紙の証憑を提出・保管する紙文化のプロセスで、事務所でしか経費処理ができない非効率な状況でした。チェックも承認者任せで利用実績の分析もできておらず、ガバナンス面の課題も抱えていました」と語る。
そこで、同社は「働く場所の改革」「ツールの改革」「時間の改革」をコンセプトに、モバイル
による証憑電子化や時間・場所を問わない経費申請と承認、経費の自動連携による業務効
率化、実績データ連携による不正防止などを実現すべく、クラウドサービスである SAP Concur をグループ会社58社に導入することを決定した。
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「働き方改革やデジタルトランスフォーメーションの波を広く一般の従業員にも感じてもらいたいという思いから、あえて、利用者の多い国内経費精算から開始しました」 積水化学工業株式会社 デジタル変革推進部 ビジネスプロセス変革グループ 課長 西川優子氏