採用情報|Concur で働く|代表取締役社長

三村真宗
代表取締役社長
間接費改革によって日本企業を変えていく
Concurは、T&E(経費・出張管理)で欧米のデファクトスタンダード

Concurは、米国シアトルで1993年に創業され、T&E(経費・出張管理)等、企業の間接費を最適化するクラウドベースのソリューションを提供しています。現在では全世界で1万8000社、Fortune 500企業の60%以上がConcurのサービスを利用しています。

満を持しての日本市場への参入と戦略的な投資・開発

株式会社コンカーは、米Concurの日本法人です。Concurの全世界展開の中で最も新しい現地法人であり、しかも世界で唯一、現地資本(日本のベンチャーキャピタルであるサンブリッジ社)とのジョイントベンチャー方式を採用しています。

これは日本市場における商習慣の違いや顧客企業の要求水準の高さに対して、本社の経営陣が十分な敬意を払い、参入するからにはしっかりとした準備を整えたうえで参入し、一度、参入したら戦略的な投資を行って急速に市場を立ち上げる、という覚悟の現れです。

2011年に日本法人を設立後、2012年2月にはSuicaやPasmoといった交通系ICカードからの運賃データの読み込みや、ジョルダン社の乗換案内をConcurから検索できるように統合する等、日本の特徴である電車関係のビジネス要件を満たしたConcur Expense日本版を正式にリリースしました。

以降、順調に導入企業を増やし、現在では国内企業、外資系企業を合せて300社以上の企業にご利用いただいております。日本法人は全世界の主要国の中で、すでに有数の規模の国になるまでに成長し、現在も各国に比較して最も早いスピードで成長しています。

改革が遅れる日本企業

日本企業は、『カイゼン活動』に象徴されるように直接費の最適化では世界で最も進んでいます。一方、間接費の分野のおける改革はまだ浸透しておらず、欧米企業に比較して低い利益率や、米国に比較して2/3程度と非常に低いホワイトカラーの生産性の問題を克服できていません。

日本企業の競争力強化に貢献したい

仕組みやテクノロジーの発達が、業務改革を促進する分野があります。近年ではヒト、モノ、カネの業務データのリアルタイム化がERPによって実現されました。

残念ながら、日本にはこれまで間接費の非効率性を改善するためのよい仕組みやテクノロジーがありませんでした。しかしこの数年で、日本でも企業のクラウドに対する意識が急速に高まり、また従業員の生産性を高める基盤としてスマートフォンも一般化しつつあり、Concurが欧米企業で普及した素地が、日本でも整いつつあります。

私たちが日本市場で事業を展開する社会的意義を社員全員で会社の使命(Mission)として共有しています。それは『T&Eの改革を通じ、日本企業の競争力強化に貢献する』というもので、この実現に向けて日本企業になるべく早い時間軸でイノベーションをもたらしていく必要があります。

目標は、次の3年で売上を4倍にすること

私たちは次の3から4年、つまり2017年から18年には、2014年に比較して従業員数で3倍、売上を4倍の規模にまで持っていくことができると考えています。そのとき、大手企業の15%が、Concurを使っている状態にしたい。15%という普及率は新しいイノベーションが爆発的に普及する“変極点”と言われています。ここまで辿り着ければ、その先には米国並みの60%以上への大手企業への普及、さらには中小企業への普及も加速できると考えています。この明確な目標の元、社員一丸となって日本企業へのConcurの普及に取り組んでいます。

トップとの距離が近い社風

Concurの特長は、とても風通しがいいことです。国内はもちろん、米国本社やトップとの距離も近い。通常大企業になると、社員の声が経営層まで届くことはなかなかありません。しかしConcurは本社のトップも気軽に社員と話をします。部門間や上下の垣根も低く、誰とでもフランクに話ができる組織だと思います。

日本法人では、事業の透明性を高めるよう心がけており、会社の戦略や重要課題といった本社に報告している経営情報をできる限り社員と共有しています。これにより社員一人ひとりが、自分の役割のみに視野が狭まらず、日本市場における使命とビジョンを実現するうえで、個々人の役割が感謝全体にどのような貢献を及ぼしているのかを意識して仕事をするのに役立っています。

これからの拡大期に、同じ船に乗ってくれる仲間を

創業から現在までの3年で、日本市場には大きなポテンシャルがあることが証明されました。これから弊社は、急速な拡大期に入ります。成長していく企業で、自分も一緒に成長したいという方に、ぜひ来ていただきたい。大きな目標に向かって会社が拡大していく過程では、社員一人ひとりに高いパフォーマンスが求められます。しかし背伸びした分は、必ず個人としての大きな成長にもつながって行きます。事業の成長と個人の成長を同時に果たしたいと思っている方にとっては、非常によい職場だと思います。

Concurは、間接費の最適化という新しいクラウドサービスを日本で広めていくことを目指しています。Concurとともに日本企業を変えていく、そのくらい熱い想いを持って、同じ船に乗ってくれる仲間をお待ちしています。